今日は父の”こだわり”について少し書いてみます。
我が家が完全二世帯住宅であることは以前にも書いたとおりです。二世帯ということは親世帯と子世帯ということで、親世帯の年齢からするとやはり”和室(washitsu)”が欲しいということになるのは当然といえば当然です。”畳”という場所は私にとっては普段それほど意識もしない場所ではありますが、逆に考えると意識しないほど生活に溶け込んでいるとも考えられると思っています。実際和室がない場所に生活したこともありませんし、寝る時もベッドよりも畳の上に布団派です。 間取り作成に当たり、当初より父からは和室という希望が出ていましたので、普通に1階には和室が一部屋と考えていました。ところが和室には二つの造り方があるということを間取り作成の段階で知ることになりました。(実際にはもっとあるのかもしれませんが・・・)それは「真壁和室」と「大壁和室」という区分です。正確な違いは分かりませんが、真壁和室は柱や長押(なげし)があり天井も木が貼られ壁も塗り壁といった本格的な和室です。それに対し大壁和室は畳の部屋ではありますが、壁や天井はクロスが貼られている簡易的な和室というイメージです。大壁といっても付け柱や付長押といった後付の仕様もできるのですが。 和室にこだわった父は間取り作成時に大壁和室という表示を見て、真壁和室じゃないのか?と肩を落としていましたが、真壁の本格和室を造るとなるとそれなりのコストも掛かります。正直言って純和風の家ならばそこまでこだわる必要もあるかと思いますが、なかなか・・・。 ということで我が家の和室は大壁和室に付長押となりました。壁はクロスですが天井は板を貼りました。本格和室にこだわった父への配慮として畳は藁床(わらどこ)としました。これも歩くとすぐ分かるのですが、今の化学床(防虫の発泡材が入ったもの)の畳は硬い感じですが、藁床の畳は足に優しいです。その分メンテナンスは大変ですが・・・。 ブログ村に登録しました。クリックをお願いします。
by t_ikkei
| 2008-01-23 22:57
| 家づくり
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